清潔感と安心感が求められるクリニック設計 / Clinic design
クリニックの設計・デザインで大切なのは、清潔感と安心感。いくら医師の知識や技術が優れていても、またいくらスタッフが親切・丁寧でも、患者様に不安を与えるようなポイントがどこかにあると、新規もリピーターもなかなか増えません。
当ページでは大小問わずさまざまな業種の店舗設計・店舗デザイン経験がある「株式会社Muse」が、クリニックの設計に関するアドバイスを行います。
名古屋で開業をお考えのお客様、またクリニックのリフォーム・改装をご検討中のお客様のご参考になれば幸いです。
クリニックの設計では何を意識すべき?
1. 患者様も医師・スタッフも使いやすい
クリニックでもっとも重視すべきポイントは、患者様と医師・スタッフ、どちらにとっても使いやすい設計であることです。クリニックは診療から外科処置まであらゆる医療行為を行う場所。清潔感や明るさという面で患者様に配慮すると同時に、医師やスタッフが手際よく診察・治療できる設計でなければなりません。
近年はサロンのようなオシャレなクリニックも増えていますが、地域やターゲットによっては高級感を出すことで逆に敬遠されてしまうケースもあります。なお、大型の医療機器が多いクリニックでは、動線の設計次第で診察・治療の効率が左右されてしまいますので覚えておいてください。
2. 細かい部分への行き届いた配慮
居心地のよさを感じられるクリニックの共通点は、患者様の目や耳、足にまで細かく配慮していること。
患者様に直接ライトがあたらない間接照明や光を反射しにくいクロス、プライバシーを守るための防音ドア、滑りにくい床材、段差がないバリアフリー設計など、お子様からご高齢の方までだれもが安心して利用できるための工夫です。
3. 資金調達は専門家にお任せを
クリニックの新規開業には膨大な資金が必要になるため、院長となるオーナー様には資金調達に関する知識が求められます。しかし、勤務医として臨床に携わりながら土地購入から建物の設計・施工、設備導入などに掛かる費用の手続きを一人で行うのは簡単ではありません。
そんなときは、医院設計・医院建築の専門家に任せるのも手です。専門家の手を借りれば時間に余裕が生まれるので、そのぶん医院コンセプトなどを考える時間ができます。